外部寄生虫と猫〜その2

 

 

実家で暮らしていた頃、譲ってもらった猫や近所の野良猫にはノミが沢山おりました。なので猫といえばノミというイメージが強かったのですが、こちら里山では迷い猫、野良猫、飼い猫とノミの寄生は今の所ありません。

 

その代わりというかマダニが身近にいます。最初は自分含め両親までもがマダニの存在を知りませんでした。ある日、バスマットにコロコロとした物体が落ちていて、それが動いたのを見た時はナニコレ状態になりました。

 

寄生・刺咬されているのは野良猫と大人の雌猫が殆どです。雌猫は狩りに積極的に出かけているようで行動時間も長いです。

幼猫や一部の雄猫には寄生がみられないので、山の笹薮、草藪等に行かないようにすれば防げる問題なんですけどね…。中々うまくいかなくて…。

 

捕獲したマダニを観察してみると、

ヤマトマダニという春夏に活動する種類と思われます。(自信は無い)

こちらでは3月(暖冬年は2月中旬)から6月にかけ猫の体に付着し、7月には忽然と姿を見せなくなります。

 

 

マダニ画像

 

一番上は刺咬前のマダニ。猫の体表を歩いている状態です。

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吸血日数による大きさの変化。 黒い線は猫の毛です💦。

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飽血状態。自然落下するのかマダニ自ら離脱するのかは疑問。

触れただけで簡単に取れます。

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マダニ採集ってわけじゃないですが、洗剤入りの容器に入れて集めているので並べてみました(^▽^;)。気持ち悪い思いさせてしまったらすみません💧。

 

 

マダニ駆除薬

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 効果があるとされる期間でもマダニは刺咬・吸血し続けたりと、100%安心というわけではないと実感。でも使用しないよりマシかなと思い投与しています。

 

 

マダニ除去器具

こまめに体表チェックし、刺さっているマダニを見つけた際は即抜く事に限ります。

皮膚に刺さったマダニの鋏角は抜きにくく、途中で千切れて失敗する事もありますが、こちらのティックツイスターは、鋏角を皮膚内に残さず抜く事ができます。

 

 

以上、里山猫の外部寄生虫事情でした。 

 



 周りはすっかり緑にゃ。

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