必殺!ハンター猫
うちの一歳以降の猫達をみていると、庭先からフィールドを広げ、林や原っぱ、畑へ出かけるようになり、時には狩りを成功させて帰ってくる事も。
猫達が捕獲してきた動物は4種類。内、名前を知っていたのは1種類だけでした。
うちの家族が無知過ぎでしょうか💦。皆さんは知っていますか?
良かったらその動物4種をご覧下さい。⚠屍画像あります。閲覧注意。
1.アカネズミ
アカネズミ目(齧歯目)ネズミ科
白いお腹に黄、赤、茶褐色の体毛がチャームポイント。
冬の時期や若い個体は暗褐色~灰色をしています。
雨の夜、まだ乳離れしてないような赤ちゃんネズミをくわえて帰宅。
雨の夜、こちらは立派な成獣くわえてご帰宅です。
今春サビーヌが捕獲したネズミ。毛がフサフサしてアカネズミなのか不明です。
2.ジネズミ
ネズミではなく、モグラの仲間です。
こちらモフが初めて捕獲してきた所を拝借して撮影。
モフは離乳期に野良猫生活を送っていたと思われ、その影響かどこか野生的で、
アカネズミを食べてしまいます。
このジネズミも食べようと口に入れた瞬間、吐き出して頭と胴体が千切れた状態の
ジネズミを残して去っていきました…。
「ジネズミは激マズだったのよ…」
3.ヒミズ
ヒミズはモフが母猫になった2年前から捕獲してくるようになりました。
モグラに少し似ているので、最初はモグラの仔かと思ったものです。モグラと比較すると肢の形状、位置、尾の長さで違いが分かります。モグラのように地中生活はせず、落葉層と地面を餌を求めて行き来している為、猫に見つかる機会も多いんだと思います。
4.アズマモグラ
流石に名前は知っていますが、実際に見るのはこれが初めてでした。
こちらのモグラ、猫が捕獲する様子を一部始終目撃しました。
さくらんぼを玄関先の土間でブラッシング→気持ちよさげに寛いでいたさくらんぼの耳が急にピクッと動き、外を凝視→→開けていた玄関ドアから左へ十数m離れた先の花壇付近へ猛ダッシュ→→→瞬殺。
まさに電光石火の早業でした。猫の聴力はネズミが発する超音波を探知し、音源の位置を正確に捉えられるんだそうです。さくらんぼは、生後一ヵ月で母猫と離され、狩りを全く教わっていません。生まれ持ったハンタータイプの猫のようです。
さくらんぼ。捕獲した獲物には全く執着しません。
モフにアカネズミを横盗りされっぱなしです。
モフでさえヒミズ、モグラは、食べようとはしません。臭みがあるとかそんな理由らしいですが、人間が試しにヒミズを嗅いでみてもイマイチ違いが分かりませんでした。
猫の狩りに関してですが、野良猫ならいざ知らず、飼い猫を放し飼いにして在来の生物を殺生をさせている事に関しては罪悪感を感じます。
かといって、多くの猫を完全室内飼育するには狭い家。寝食や排泄なら問題無いですが、ストレスを溜めない為の充分な運動スペースがとれず…。
なので、これからも外で遊ぶ猫達のワイルドな生態を綴っていく上で、此方が放し飼いしている事に対し、非常識だと不快に感じる方もいらっしゃると思います🙇。
きちんと飼い猫を飼育管理し、常識あるブロガー様が殆どの猫ブログの中で、当ブログときたら場違い感や異質を放っている…。そんな事をブログ開設初期から感じていたものの、「うちの可愛い猫を見て」とばかりに、浅はかにも自己満足だけで猫の様子をアップしてきました。適切な環境で飼育してもいないのにお恥ずかしい限りです。
この度、はてなサークルを脱退しました…。今までサークルから当ブログへお越し下さったブロガー様、スターとブコメありがとうございました!
さて、話は戻ります。下の画像は猫によって放置されたアカネズミです。
骨にしたのは自然界の清掃人ことシデムシ達。3日で白骨化となりました。
今まで発見する度に埋葬していましたが、地味に大変。
こんな自然のサイクルに任せるのも有りかなと思った今日この頃です。
アカネズミとさくらんぼ
お付き合いありがとうございました。